織りなす空間


服飾作家イカラシ チエ子氏との共作による「かまくら」をキーコンセンプトとしたインスタレーションアート

空間には天井から約300本の縦糸(トイレットペーパー)が下がる。

その中に繭のような柔らかな形状の空間を横糸(トイレットペーパー)を編み込むことで出現させた。

材料は全てがトイレットペーパー、一切の接着剤を使用せず、掛ける、編むことにより空間を作り上げている。

薄く繊細なトイレットペーパーは、風や湿度の影響により日々異なる表情を見せる。普段目に見えない環境の変化を可視化し、身の回りで起こる変化を身近に感じ取ってほしいと考えた。 作品は周回して見ることができるようあえて建物に対し、角度をつけて計画している。

見る位置、見る角度で中の空間が見え隠れする。

見え隠れする空間、日々変化する質感や揺れ方。

五感を使い空間を体感することで、鑑賞する人に何かしらの発見があればと考えた。

展示期間の後半には春をイメージした染料にて着色を行った。着色も作為的に行わず、吹き込む風に染料の粒子を乗せることで着色した。

目に見えない環境を利用し、その時にしかできない作品を作る。

周りの環境を取り込むことで、空間は躍動感を得て、見る人を魅了する空間となる。

□ 計画概要 □

計画種別:インスタレーションアート

ロケーション : 新潟 / 三条